資金調達に使える方法と言えば

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最終更新日 2024年12月6日

資金調達に使えるいくつかの方法

資金調達の王道と言えば事業ローンであり、事業に特化しているのが特徴です。

キャッシングで調達できる場合もありますが、限度額が少ないという問題があります。

年収の3分の1以内の融資になりますので、際限なく借入できるわけではありません。

キャッシングには総量規制が適用されるので、事業ローンより借入できる金額はずっと少なくなります。

またキャッシングは事業資金としての借入に対応していない場合が多々あります。

事業資金や一本化などには使用できないことが多いので、ここは要注意でしょう。

ただ事業ローンも万全というわけではなく、融資を受けるまでに相応の日数がかかります。

すぐに融資してくれる会社でも、5日くらいかかることが多いです。

ノンバンク系は融資までスピーディーですが、金利が高いのがデメリットです。

一方で銀行や信用金庫は低金利になりますが、融資まで時間がかかると考えてください。

銀行で資金調達をする場合ですと、1ヶ月以上かかるケースもあります。

低金利のローンになるほど、金融機関は審査に対して慎重になります。

回収率をよく精査した上で融資していますので、借入できない人が増えてくるわけです。

当然ながら一度でも審査に落ちてしまったローンに対して、再審査の申し込みをすることはできません。

参考サイト・・・【28種類】の資金調達方法を成長ステージ別に解説!今あなたに最適な資金調達とは

 

利用者が増えてきているファクタリングについて

事業資金をローンで調達できない場合は、ファクタリングも検討してみましょう。

これはお金を借りる方法ではなく、売掛債権を売却して資金を得るという方法になります。

売掛債権を担保に借りるのではなく、あくまで売却してしまうのです。

そのためローンには該当しておらず、ローン以外の資金調達法として確立しています。

お金を借りる場合ですと、審査で必ず信用情報をチェックされます。

過去に延滞を繰り返していないか、債務整理をしていないか、などを調べられるわけです。

もし信用情報にブラックの履歴が残っているなら、1円もお金を借りることはできません。

ひとたびブラックリストに載ってしまうと、少なくとも5年間は信用情報に登録されるのです。

ブラックは裏技などで消すことはできず、消えるまでひたすら待つしかありません。

ファクタリングに関しては信用情報に載るという概念がありませんので、他社のローンを延滞していても申し込みができます。

納税を延滞している場合も同様であり、申し込みできる可能性が高いです。

ファクタリングの審査対象となるのは、申込者ではなく売掛先になります。

もちろんファクタリングにおいても、申込者が虚偽の記載をしていないかチェックはされます。

売掛債権など存在しない状態で申し込みする人は一定数いるためです。

ただ情報に偽りがないのであれば、申込者に原因があって審査に落とされる可能性は低いです。

ファクタリング業者は売掛先から債権回収をしますので、売掛先の支払い能力に問題がなければ利用できます。

緊急でお金が必要になったとき、すぐに調達できれば問題はないでしょう。

しかし審査に落ちてしまったり、追加融資を受けられなかったりする人は少なくありません。

そうしたケースでは奥の手としてファクタリングが役立ち、実際に利用者は着実に増えてきています。

 

ファクタリングの手数料は比較するべきポイント

ファクタリングは早ければ即日で資金調達ができるので、急いでいる場合にも役立つでしょう。

一般的に調達にかかる日数は5日くらいと言われていましたが、最近は迅速化してきています。

最短3日で融資する会社も増えてきており、現在の最短は即日調達になりました。

ただし面会審査が必須となる場合は、移動するための時間を考慮しなくてはいけません。

ファクタリング会社の多くは都市部にありますので、出向くまでに数日かかる状態だと即日調達は無理です。

お得に事業資金を調達するためには、手数料にこだわることが大切です。

ファクタリングには金利という概念がなく、代わりに手数料が設定されています。

1~30%などの幅広い利率が設定されており、これはローンとは比較にならない開きです。

融資ではないので利息制限法や総量規制の対象にはならず、事業ローンのように実質年率の上限20.0%という縛りはありません。

つまりファクタリング会社の裁量によって手数料を自由に設定できるわけです。

ひとつ言えることは健全な会社であるほど、良心的な利率を設定していることです。

老舗の会社の場合は概ね健全ですから、こうした会社から選択していくのが得策でしょう。

30%などの高い手数料になると、1,000万円の売掛債権に対して300万円の手数料が発生します。

手数料が1%だと10万円で済みますので、ここはよく比較するべきポイントでしょう。

ファクタリングには二社間と三社間のサービスがあり、手数料が低く抑えられているのは三社間になります。

売掛先を含めて交渉する方法になるので、ファクタリング会社から見て安心できるのです。

二社間の場合は売掛先を除外して交渉できる代わりに、手数料は高く設定されます。

プライバシーと手数料のどちらを選ぶかによってサービスを選んでください。