最終更新日 2024年8月16日
私の家はTVの視聴に関して厳しく、小学生の頃は20時からの始めるバラエティー番組1時間しか見ることができませんでした。
その反動か、中学生になり自分の部屋に小型のTVを置いても良いことになった瞬間、食い漁るようにドラマを見始めました。
ドラマ愛は今も変わらず一日に5時間以上は録画したドラマを見ています。
そんな私が初めて好きになった洋ドラマは、昔深夜に放送されていた”アリーmy love”です。
その当時は内容は頭によく入ってこなかったけれど、突然出てきたダンシングベイビーに目を奪われたのを覚えています。
あれは一体どんな話だったのだろうと大人になってからDVDを借りて見始めました。
物語は法律事務所で働く男女の仕事と恋物語です。
日々、事務所には受けた案件をもとにドタバタと事件が起き、主人公のアリーはその案件を自分の事に置き換えて成長したり、後悔したりを繰り返すのです。
アリーのキュートな容姿とまくし立てたように話すその語り口調にはまってしまい、セリフを覚えてしまうくらい何度も何度も繰り返し見ました。
私は海外ドラマを見るときに、基本的には字幕で見ます。
理由としては、一時期海外留学をしていたというのもあり語学勉強にとても役立つからです。
あと、やっぱり本人の声を聴きたい、というのが一番かもしれません。
たまに本人の顔と声がびっくりするほどマッチしていない吹き替えを聞くと見る気がうせてしまいます。
でも、そんな私にとってもアリーの吹き替え版はとても面白く見れました。
というのもアリーの吹き替えを担当していた若村さんが最高で、アリーは興奮するとノンストップで喋り続ける(しかも早口)という特徴がるのですが、それが見事にマッチしているのです。
それはもう見事の一言に尽きるのですが、一つ難点としては歌がちょびっとお下手だったこと。
いや、若村さんをフォローさせてもらうと、アリーは歌がそこまで上手ではないという設定ではあったのでご本人はもっと上手なのかもしれません。
でも、字幕版のアリーの声を聴くととってもキュートで。
あれ?そんなに下手じゃないじゃないか、と思ったのを覚えています。
そしてこのドラマを盛り上げているのが挿入歌。
本人役で出ているのがヴォンダ・シェパードという歌手。
アリー達弁護士が一日の仕事の終わりに必ず行く行きつけのバーでピアノの弾き語りをしています。
昔はやった曲をカバーすることも多く、ヴォンダの声を聴きながらドラマの余韻に浸るのが大好きでした。
そんな歌って同僚たちと騒げるバーが職場の近くにあったらいいなと今でも思います。
今、あの繰り返し繰り返し見ていたことよりも少し大人になり結婚もして子供もいる私があのドラマを見ていると、アリーの情緒不安定なところに共感できず、ああ自分も大人になってしまったのねと思います。
でもやっぱりたまに見たくなる私の大好きなドラマです。
海外ドラマは洋物だけではない。
忘れちゃいけないのが韓国ドラマです。
世の中の流れに外れることなく”冬のソナタ”を初めて見てがっつりはまった韓国ドラマですが、残念なことに結末は大体、いや、100発100中の確率で言い当てられてしまいます。
だいたいお金持ちの男の子と貧乏な女の子が最初は反発していても徐々に惹かれあい、心が通い合ったところで事故にあうか家族の猛反発を受け引き裂かれる。でも最後は愛を確かめ合っておしまい。
分かっているのに。やっぱりそうなるのねって何度も思うのに。
なぜ見るのをやめられないのでしょう。
最近出した答えは、それでもやっぱりキュンしたいってことでした。
なんやかんや純粋に真っすぐに恋をする模様が描かれることが多いので、心が通う瞬間や甘酸っぱいキスシーンはキュンときてしまいます。
自分ではもう経験することはできない分、ドラマの中で疑似体験しているのでしょうか。
日本のドラマで同じストーリーだったらストーリーが陳腐だな、とみることもなく終わってしまうような内容でも韓国語なら見れるのだから不思議。
韓国ドラマに関しても字幕で見ることをお勧めします。
吹き替えだとわざとらしくなりがちなセリフも、韓国語だとすんなり入ってくるからです。
好きなのは”シークレットガーデン”、”フルハウス”、”屋根裏部屋のプリンス”、”イケメンラーメン店”、”私の名前はキムサムスン”など。
がっつり純愛の美しい物語ももちろん好きですが、コメディー要素が盛り込まれているもののクスッと笑えて面白いです。
平気で変顔をする女優さんもいるし、コミカルな演技を全力でやる女優さんも多いように思います。
たぶん顔も同じアジア人で似ている分、自分に置き換えてみているのかもしれません。
アメリカのドラマでも韓国ドラマでも字幕にしているので、ドラマを見ていてもが語学の勉強をしている気分になれるのも好きです。
ただだらしなくTVを見続けているのではなく、勉強をしているんだ!と威張れる気がして。
日常生活の中できゅんとしたりハラハラしたり、ちょっとしたスパイスのつもりでこれからも海外ドラマを見続けたいと思います。
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