最終更新日 2025年1月22日
選挙で当選している女性政治家
選挙の時、誰に投票するのかをどうやって決めていますか。
日本の公職選挙法を考えてみると、海外のように各家庭を個別訪問して公約について詳しい話を聞けません。
選挙カーで候補者の名前を連呼するのを聞くだけでは、どんな候補者なのかはよくわかりません。
最近は、ネットでそれぞれの候補者がどんどん公約などを発信しているので、それを参考に決める人が増えています。
しかし、まだまだここまでする人は少ないでしょう。
実際に選挙で当選した人を見てみると、綺麗な女性候補者が当選して綺麗な政治家が多くなっているかもしれません。
見た目で判断して投票する人は、意外と多いからです。
もちろん、男女問わず優秀な人はたくさんいますから性別で判断する必要はありません。
問題は、見た目で選ぶことです。
人は見た目で判断できないと言われていますが、結局、見た目を重視して誰に投票するかを決めている人が多いのですが、ここに落とし穴があります。
メディアでも美人候補者となると、見た目が良いこともあってか選挙戦を報じることが多いこともあります。
選挙戦の最中であれば、有権者にマイナスと見られるようなことをしませんし、その人が本当はどんな考え方で、どんな人なのかはわからないでしょう。
当選した後もどんな仕事をしているのか、きちんと見ることが重要です。
畑恵さんのように美人ともてはやされた女性政治家は、見た目とは裏原に他人を攻撃することは決して珍しくはないからです。
見た目だけで投票しない
国民のためにと思って仕事をしているとは思えないと感じることはありませんか。
国会中継は平日の昼間に生中継され、夜中に録画放送されることがありますが、長時間ですしあまりじっくりと見る事はないかもしれません。
報道では、そのメディアが伝えたいところだけを切り取って伝えてしまう傾向があるので、報道だけでは何をしているのかを正確に把握することは困難です。
今ではツイッターを活用していたり、フェイスブックなども使っていることが多いので、自分が投票した人や気になった政治家だけでもいいので見てください。
そうすると、あんなに美人なのにこんな人だったのかと思うこともあるでしょう。
こう言うことを考えるとこれでは女性が政界に本当に進出して良いのか、疑問に感じるかもしれません。
これは、性別の問題ではなく、見た目で投票することが危険だからです。
日本では結婚すると家事や子育てなどは妻がほとんど行う家庭が多いでしょう。
夫に手伝って欲しいけれど、家に帰るとほとんど何もしなかったり、手伝ってくれたけれどあまり上手ではないので二度手間になることもあります。
こう言う家庭が多いと、結局妻の負担が大きくなるために政界へ進出どころではなくなってしまいます。
主婦だって志の高い人は多いのではありませんか。
メディアは報道したいことだけを報道しているけれど、本当にこれで良いのだろうかと思っている主婦たちは多いはずです。
よく日本は高齢者ばかりが投票しに行くから、若い人たちの対策がなかなか進まないと言われています。
少子化対策が進まないのもこの影響があるかもしれません。
もっと家庭を守る主婦はもちろん、女性の政治家が増えないといけないのかもしれません。
少子化対策だけではなく、男性にはない観点からいろいろな難問を解決することがきっとできます。
女性が進出しにくい政界
幸い、日本は男女平等で勉強したいと思えば男女関係なく進学できる国です。
数年前までは男女で入試が平等に行われていなかった問題があったとは言え、優秀であれば政治の世界に男女関係なく進出する事はできます。
男性社会ということもありますし、中高年が多かったこともあってか、なかなか若年層にとっては進出しにくい世界かもしれません。
育児休暇問題が取り沙汰されていますが、あまり進展していないのもこう言うことが原因でしょう。
これを解決しないと、若い上にとても優秀な人たちが政界に進出できなくなってしまいます。
男性の育児休暇の話もありますが、出産後は体力が落ちると言われていますし子育てが大変な時期ですから、若い女性政治家を増やすためには、こう言う対応を早くしなくてはなりません。
子供を議場に連れて行って抗議した議員もいましたが、それくらい前に進んでいないことがわかります。
決して政治は男性だけのものではありません。
男女分け隔てなく日本や各地域の問題を解決することが重要です。
残念ながら今の状態では、男性社会ですし外国と比べても男女比の開きが多い状態が続きそうです。
これを高いするためには、有権者の意識改革が一番大事かもしれません。
見た目で選ばない事はもちろんですが、男女関係なく候補者について調べることも必要です。
この人なら良い仕事をしてくれると思ったら、その人に投票する、これが大事です。
問題がいろいろとあるとは言え、これらを解決していけば、日本にも女性政治家が増えますし、割合も高くなるので改革を有権者も含めて考える必要があります。