最終更新日 2024年9月24日
アパートを出来るだけ早く売却したいと考えているのであれば、仲介業者に依頼するよりも買取業者に依頼する方が良いと考える方も多いのではないでしょうか。
その選択肢の1番のメリットとしては、直接買い取ってもらうことができるので仲介手数料がかからないですし、スピーディーな手続きで良いという事が挙げられます。
買取業者に依頼する方が良いケースが多い
買い手が見つかるまで待つという事も有りませんし、急いでいるという時にも頼りになる存在となるでしょう。
老朽化が心配で瑕疵担保責任免責で売却を考えているという場合も、仲介業者に依頼するよりもアパート買取に強い業者に依頼する方が良いケースが多いです。
しかし当然デメリットが生じる事も有りますので、その点は事前に把握しておく必要があります。
例えば仲介業者に依頼するよりもアパートの価格は下がることが多い点が第一にあげられます。
具体的に言いますと、仲介業者に依頼するよりも20~40%安くなる傾向があります。
古い設備を入れ替えたり外壁塗装などをしてきれいにすることもありますので、その費用を込みで価格設定されるためです。
ですからとにかく高く買い取ってもらいたいと考えているのであれば、仲介業者に依頼する方が良いケースもあるでしょう。
一つの業者に決めずに複数で見積もりを取ることは必須
業者によって査定価格はかわってきますので、一つの業者に決めずに複数で見積もりを取ることは必須です。
1社だけに依頼した場合は、見積もりでかなり低価格に出されるという事も想定されます。
競合させることで価格が少し上がる事も有りますし、こちらにも少しではありますが有利になることがありますので見積もりは複数社にするようにします。
物価の劣化が激しかったり、事故物件の場合は業者側にもリスクが生じるため、安く設定されることがありますがそれは仲介業者を通しても同じことですので、かえって買い手が見つかるまで待つことを考えるのであれば、そういった物件の場合は買取業者に依頼する方が良いこともあるでしょう。
一方優良物件の場合は、仲介業者に依頼する方が高く売れることが多いです。
駅から近い物件や、築年数が浅い、また賃貸需要の高いエリアの物件の場合は仲介業者の方が良いかもしれません。
【まとめ】買取業者の場合は売却までの期間が短期間
買取業者の場合は、売却までの期間が短期間である事が1番のメリットです。
すぐに売りたい場合はそちらを選択するメリットは多いですが、出来るだけ高い価格で買い取ってもらいたい場合や、優良物件の場合は仲介業者を利用する方が良いので検討してみて下さい。