最終更新日 2024年12月6日
ゴールドを積立てる純金積立は、現物を資産の一部として積立てることができる投資商品の1つです。
形あるものを保有する投資方法ですから、株式やFXと違って、会社の倒産や通貨の不安定化といったリスクがないです。
またゴールドは世界的に流通していますし、現金の代わりになる通貨てきな特徴を持っているので、保有して損はないといえるでしょう。
目次
現在まで右肩上がりに順調に推移している
ゴールドは有限で地球の埋蔵量はそう多くないですから、いずれ埋蔵できなくなりやがて掘り出されたものだけが流通するようになります。
現在まで右肩上がりに順調に推移していますし、今後も価格が上がる可能性がありますから、純金積立を検討する価値は大きいと思われます。
現金と違ってお店で使うことはできませんが、売却は簡単で査定を受ければ即現金化も不可能ではないです。
むしろ、買取るお店は多くて身近にありますから、現金に換えようと思えば割と手間が掛からないです。
1gで数千円と高価なゴールドは、小さく分けて保有しやすいので、分散投資先としてだけでなく物理的にも分散して保管できます。
金庫に納めやすく大量に保有するのも不可能ではありませんが、安全を考えるなら銀行の貸し金庫に預けたり、他の方法で保有するのが良いでしょう。
その安全な保有方法の1つがまさに純金積立で、安全に保有しつつ将来的な価格の上昇を待つことができます。
デイトレードのように短期集中的にプラス収支を求めるのには不向き
ゴールドは短期間に大きく価格が上下するものではなく、比較的安定する性質があります。
この為、デイトレードのように短期集中的にプラス収支を求めるのには不向きです。
逆に資産としての安全性が高く、これからも価値がなくなることはないでしょう。
ゴールドは空気に触れても酸化せず、極めて安定的に輝きを保ち続ける金属です。
他の金属とは違って、独特な輝きと普遍的な価値が人々を魅了しますし、その歴史はとても古く古代から続きます。
古代エジプト時代のゴールドが今も輝きを放ち続けるのも、この安定した性質によるところが大きいです。
柔らかく傷つきやすいので、現在は他の金属と組み合わせる形で装飾やアクセサリーに用いられていますが、純度の高いゴールドは今でも特別で価値ある輝きを持ちます。
宝飾品以外にも、工業分野や化学においても重要な金属ですから、代えが利かず希少でやはり価格が高いです。
人工的に作ることができる代替品が誕生すれば別ですが、今のところゴールドと同質の物質を生み出す技術は確立されていないです。
つまり、需要がなくならない限り、希少なゴールドの価値もまた減ることはないといえます。
長期保有を前提に少しずつ買い増していくのが特徴
純金積立は、長期保有を前提に少しずつ買い増していくのが特徴です。
地金だと数十万円から数百万円の購入資金が必要ですが、積立であれば少額でも始めたり続けることができます。
積み立てに必要な資金は1ヶ月あたり数千円からと、まるでお小遣いくらいの予算で済みます。
何より、株やFXと違ってそれほど投資の知識は必要ありませんし、安い時に資金を無駄なく使って購入する方法が確立されていますから、安定的に投資できます。
純金積立のメリットは、自分でゴールドを保有したり保管しなくても良いことです。
確かに、いつでも手に取って見られるように手元にゴールドを置いておく方法もありますが、これだと紛失や盗難のリスクが拭えないです。
しかし積立て商品は購入から保管まで任せることができるので、紛失も盗難も気にせずに毎月保有するゴールドを増やせます。
保管するスペースの問題とも無縁ですから、純金積立はゴールドの保有において、長期的な投資としても合理的だと分かります。
後から地金として引き出すことも可能
ちなみに、積立てしているゴールドは現物に交換できることが多いので、後から地金として引き出すことも可能です。
地金以外にもコインや工芸品の形で受け取れる場合もありますから、積立て交換する楽しみ方もできます。
積立商品はいわゆる地金商や貴金属を扱うメーカー、証券会社などにもあります。
売却時に税金が発生することがあるので、課税されないように少しずつ売却するか、工夫して引き出す必要はあるでしょう。
とはいえ、頻繁に引き出すものではなく長く預けておけるので、税金の心配はその時になってからでも遅くないです。
注意を要するのは預けたゴールドの保管方法で、預けた先が万が一破綻しても手元に戻ってくるかどうかです。
銀行のような消費寄託は、ゴールドの所有権が会社に移る形となるので、もしもの時があっても返してもらえない可能性があります。
一方、特定保管は顧客の資産を分けて保管するので、会社が破綻するようなことがあっても安心です。
「株式会社ゴールドリンク評判」も参考
まとめ
金地金は保管の手間と紛失や盗難、投資信託は現物を引き出せないこと、金ETFは販売する会社が限られるといった点がネックです。
積立は預ける形のゴールド保有で、自宅に金庫を置いたり銀行の貸し金庫に預ける手間なく、安全に保有しながら増やしていけるのが魅力です。
投資の初心者にも始めやすいですから、最初の投資としても狙い目になっています。