古本の処分は買取がおすすめです

最終更新日 2024年12月6日

読書が趣味という方にとって、悩みの種になりがちなのが、読み終わった本の置き場所でしょう。

本は意外と場所を取るもので、本棚を設置していたとしても読書量が多ければすぐに溢れてしまいます。

大量のシリーズものや漫画、小説などが本棚に入りきれず、仕方なしに床に置いているという例も多いのではないでしょうか。

床に置いた本には埃が溜まりますし、カビや本を好む虫の温床にもなりかねません。

では読み終わった本はどうすれば良いのでしょうか。

本の処分方法としてはいくつか考えられますが、現実的なのは友人や知人にあげるか、思い切って捨ててしまうか、あるいは古本の買取りを行っている業者へ依頼することでしょう。

友人や知人ならば本の好みも判りますし、読みたい本を渡すことができます。

近隣に住む友人ならば、そのまま本を持っていけばすぐに受け取って貰えます。

しかしすべての本を渡すわけにはいかないのがこの方法の難しいポイントです。

本の好みはさまざまで、自分が好きだったからといって友人も好む本とは限りません。

好きでもない本をすべて渡していては、ただの押しつけになってしまいます。

本は置き場所を取るものです。場所に困るのは自分だけではなく、渡された友人も一緒だということを忘れてはいけません。

■業者に買い取ってもらう

次の方法としては、思い切って捨ててしまう、というものがあります。

確かに捨ててしまうのは簡単です。

部屋の片隅で場所を取っていた本をゴミに出してしまえば、部屋はすっきりするでしょう。

しかし大切に読んだ本を、そのまま捨ててしまうには惜しいと感じるならば、業者に買取りを依頼するのがベストです。

古本の買取を行っている業者は数多く、その方法自体も多彩です。

店舗に直接本を持ち込み、その場で査定をして貰う方法や、自宅に来て査定を頼むもの、あるいは宅急便などで本を業者の元へと送り、買取りを依頼する方法などが考えられます。

いずれの場合も基本的には、まずは査定してみることをおすすめします。

自分にとって長年放置してきた不要な本であっても、欲しい人にとっては垂涎の一冊として高値がつく可能性もあります。

宅急便などで本を送る場合には、段ボール箱に入れて梱包することになるでしょう。

本は意外と重量があり、数十冊が重なると持ち上げるのも困難なほどになります。

場合によっては配達中に段ボールの底を重みで破ってしまう可能性も考えられるため、段ボールには本を詰めすぎず、量が多い場合には数箱に分けることをおすすめします。

また、業者によっては梱包に使用する段ボール自体を郵送してくれる例もあります。

段ボールの用意ができない場合や、用意はできても段ボールの内側が汚れており、本自体も汚してしまうような場合には、業者に梱包用段ボールを依頼すると良いでしょう。

■古本の種類によって業者を使い分ける

一口に古本と言ってもその種類は多岐にわたり、業者によっては得意分野と不得意分野に分かれます。

洋書や専門書、歴史的な価値の高い古書などは、これらを専門的に取り扱っている業者への査定を依頼することで、より高い査定価格を期待できます。

逆に一般的なコミックや大衆小説などを取り扱う業者は、大量のシリーズコミックスの査定を依頼したいものです。

ホームページや店構え、あるいは実店舗があるならば本棚などを確認することで、その店が得意としている分野を推測することができます。

楽しく読んだ本には思い出ができます。

そのまま捨ててしまうにはあまりにも惜しいという場合には、業者への買取依頼を行うことで、次の持ち主の手へと本をわたすことができるでしょう。

自分にとっては読み終わった不要な本であっても、次の持ち主にはまだ未読の本であり、新しい出会いを生んでくれる大切な一冊となるはずです。