日本ユニセフの活動内容をご存知ですか

ユニセフという名称を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

ユニセフは世界中の子供の命と健康を守ることをモットーに活動している国連機関のことです。

世界の中では小さな子供が毎日のように命を落としています。

十分な食事を得ることもできず、病気にかかり命を落としてしまうことも珍しい話ではありません。

世界中の子供達が笑顔で生活できるように、支援活動をしているのがユニセフなのです。

 

⒈日本ユニセフの役割

世界中にユニセフの活動を行っているのですが、日本では日本ユニセフというところが管轄として行っています。

日本ユニセフでは、子供の尊厳や基本的人権を守ること、自由と正義が平和の基礎であることをかかげ、子供の安全や生活を守ることに従事しています。

日本ユニセフは、非営利団体として活動し、ユニセフの政策立案とその実行を支援しているのです。

具体的な活動してあげられるのが、募金活動です。

ユニセフの募金をした経験が一度でもあるという人は多いのではないでしょうか。

この募金はユニセフ募金と呼ばれ、世界中の子供達を救う為に活用されています。

また、チャリティーなどと称したイベントも開催されていることで有名です。

また、世界の子供たちが直面している現状や問題をたくさんの人に伝えることも使命であり、それらを伝える媒体として印刷物やホームページ、マスメディアやイベントなどを通して伝え続けるのも活動の一つです。

 

⒉アドボカシー活動

また、アドボカシー活動と呼ばれる活動も行っています。

子供の買春やポルノ、人身売買など子供が関わる事件というのは後を絶ちません。

このような悲しい現状をどうにかできないかと考えているのです。

世界中の子供達が笑顔で生活ができるように、国内の法律や制度の整備を行うことが必要不可欠であると社会に対して働きかけるのも活動の一部になっています。

 

⒊日本ユニセフが立ち上げられた理由

そもそも、日本ユニセフがどうして立ち上げらたかご存知でしょうか。

1949年8月に当時の占領軍司令部内に設けられたのがユニセフ駐日代表部です。

日常的な業務に追われることが増え、自分たちでは手が回らなくなった時に財団法人日本国際連合協会に助けを求め、この呼びかけによって集まったのがボランティアの女性達でした。

女性達はユニセフのことを学び、数か月にわたって奉仕を続けてきました。

そこで、今後もユニセフへの協力を続けたいと考えるようになり、1950年2月1日に任意団体として設立されたと言います。

1950年10月には東京上野公園で日本発の「ユニセフ感謝の集い」を開催しました。

その後、共同募金の一部をユニセフへと寄贈、1954年には奄美大島への児童に対してミルク給食を実現することが可能となったのです。

これと同時期に広報用のパンフレット作製にも力を入れるようになりました。

1953年8月には「ユニセフと私たち」といったパンフレットを5万部、1954年3月には「今日のユニセフ」を3万部、1955年3月には「ユニセフとアジアの子供達」を3万部印刷し、配布するといった活動も行っています。

このような活動が認められ、財団法人化しようという意見が高まりました。

そして1955年2月26日に財団法人としての設立に向けて、この年の5月30日に東京と経由で外務省に申請し、6月9日に財団法人日本ユニセフ協会が設立されたのです。

1956年5月5日に「世界子供の日」を契機に、初めての共同募金活動を行います。

1956年に日本は80番目の加盟国として認めらえた記念すべき年でもあるのです。

最初は、ユニセフ側からの支援を元に行っていました。

 

⒋ユニセフハウス

このようにして設立された後、日本の子供達だけではなく日本中の子供達の為に活動を行っています。

その中でも注目したい活動が、ユニセフハウスです。

ここでは支援者と国際協力に携わる人達が情報発信の場として活動できるように提供しています。

子供達の学習施設として使用することをメインにし、2001年7月にオープンしたのです。

開発途上国の保健センター、小学校の教室、緊急支援の現場を再現した展示やミニシアターなどもあります。

130名ほどが入ることができるホールもあり、様々なイベントの際に利用されているのです。

2017年6月には累計来館者が30万人にものぼるとし、全国各地から訪れています。

イベントなどはその時によって異なることがありますので、来館する場合は前もってホームページで確認しておくと安心です。

世界の子供達の状況が知りたい、どのような活動をしているのか知りたいといった人は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

実際に訪れた人達は「他人事だと思っていたけれど、自分も何かしたいと感じるようになった」と言います。

何か自分ができることがないか発見することができるとして評判になっているスポットです。

イベントなどに参加することで世界の子供達に何ができるか感じられるようになりますので、一度参加してみることをおすすめします。